いびきと肥満の関係
いびきと肥満には実は大きな関係があります。
肥満症の方は大抵大きないびきをかくのです。
肥満症の方というのはお腹に集中して脂肪が付いていますが、首の周りや顎の下などにも脂肪がついています。
この脂肪によって寝た時に気道が狭くなり、いびきをかくようになるのです。
また、肥満症の方は舌も太くなります。
仰向けで寝ると舌が喉の奥にまで入り込んで張り付いてしまうことがあります。
これによって気道が塞がれるので一時的に呼吸困難な状態となり、眠っている時にこれが起こると睡眠時無呼吸症候群となるのです。
いびきが肥満で起こっている場合には減量することによってその症状も改善されます。
減量の方法としてはまず食事療法があります。
高カロリーの食事を控え低カロリー食に変えるのです。
基本的には野菜類やキノコ類を多めに摂るようにし、炭水化物や脂肪分、糖分を控えます。
また食事の摂り方としても1日3食はきちんと摂るようにし、1回あたり噛む量を増やして少しの量でも満足勘を得られるようにすることが大切です。
そして食事と合わせて運動も行うことで効果的に脂肪を減らすことができます。
減量を始めると肥満症の方のいびきは改善に向かいます。
自分では分からないかも知れないので家族の者に確認してもらいましょう。
痩せることができればいびきによる命の危険性を回避できるだけでなく、その他の様々な健康的な効果をもたらすことができます。
身体も軽くなるのでスポーツを楽しんだり今までとは違った生活を送れるようになるのです。
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